卒業記念！また逢う日まで。音響オペレーターのひとコマ＊ワク・ワークスのブログ

今日は、愛すべきスタッフの卒業記念的な記事です。

写真は音響オペレーターYくん（左）と私（右）。
どこかの現場のどこかのシーンをカメラマンがプレゼントしたくれたオフショットですが
何を話しているのか、全然覚えていません。笑

Yくんと最初に会ったのは、ちょうど3年前の春でした。
募集記事をみて応募してくれた数名のうちのひとりで、渋谷のカフェだったと記憶してます。
平日はシステム開発の仕事をしながら、音楽が好きでギターや作曲もしているので
「音楽に携わる仕事もしたい」という動機だったと思います。

「ニコニコしながら、けっこうシニカルなことをさらりと言う、いまどきの若者だな」
という印象でした。

あれから3年。
酒は飲まない、電話は苦手という今時の若者らしい価値観と、どっぷり中年の私の価値観をすり合わせながら
たくさんの仕事をし、笑い合い、語り合い、遊びと多くの時間を過ごしました。

未経験だったYくんにとって、音響オペレーターという仕事は、きっと思ったより大変で
でもそれ以上にやりがいのある仕事だったようで、努力家ゆえ、どの現場でも信頼される立派なオペレーターに育ってくれました。
何度となく、Yくんから見える仕事場の風景を聞くのは、私にとって貴重で
（昔すぎて）忘れかけていたキャリアの最初の頃を思い出させてくれたものです。

Yくんのこの3年の間は、出向先が変わり、引っ越しがあり、ステップアップのための転職があり
新たな職場で任されている仕事はかなりハードで、土日も勉強にあてたいとのことで、この度卒業となりました。

急な現場の変更も嫌な顔せず、いつも二つ返事で引き受けてくれ、
ときどき現場に顔をだすと、どっしりと構えるベテランの風格さえ感じて心強かったものです。
３年間本当にいろんな事がありましたね。
次々と思い出します。

これから一緒に仕事ができなくなるのはセンチメンタルだけど
「世界一のSEになれ」
と強がって送り出しました。

心から、そう思っています。
世界一までの道のりで、共に過ごした３年間がいつか少しでも役に立つ時があれば最高です。

Yくん、また会える日まで元気で。

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