2018年4月某日
都内のレストランでウエディングの音響オペレートを担当しました。
ニューヨークで大人気の日本人オーナーシェフが経営する店の東京店とのことで、
創作和食とゴージャスな内装のひとつひとつが素晴らしくセンスが光ります。
写真は準備中のもの。
「機材は会場機材にて」のご依頼で、
レストランウエディングならではの、アットホームな披露宴が滞りなく進みました。
会場のテンションが最も上がったのは「両家謝辞」のシーン。
ほんとうに感謝の気持ちが伝わるステキなご挨拶で
ゲストはついつい次々に自席を離れ、新郎新婦とご両親を囲む様に自然と人垣ができていました。
（かなり自由な空気…）
そこで、突発的にワイヤレスマイクの音がプツプツと途切れる症状が発生してしまったのです！！
慌てた店長から状況を尋ねられたのですが、推測するに、原因は「アンテナ位置と人垣」。
こちらのアンテナは、PAラックの中段（私の膝の辺り）、ワイヤレスマイクは25mほど先の人垣のその先のご両親の口元という状況。
人垣が電波を不安定にしてしまったものと考えられ、本来は良いアクシデントが電波障害の原因となってしまったと思われます。
（今まで問題なかったとのことですので）
そもそも、受信側のアンテナ位置としては適切とは言えず、オール着席だとしても場所によっては不安定になりやすい状況で
今までも「たまたま」問題なかったのでしょう。（しかも、ビス固定+ケーブルも余裕なく、動かせない）
本来なら設計時にあらゆる想定の上アンテナ位置を決めるのですが、どうしてこのようになったのか不思議。
予算なのか、知識不足なのか、、、
こちらに限らず、レストランウエディング会場では散見される問題です。
こういった問題を回避するには、設計の段階で実績のあるプロにご相談いただくのがベストです。
もし後付けでワイヤレスマイクを導入される場合も、プロにご依頼いただくのをお勧めします。
先の店長さんには、この状況で可能な対応方法をレクチャーさせていただきました（やってくれていると期待）。
同じ問題で困ってる！というレストランさん、会場さんございましたら、ご連絡ください、なんらかのアドバイスできると思います。
といういわけで、会場機材にてがんばりましたー
当社の持ち込み機材では、万全の対策しておりますのでご安心ください！！
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